手作りコスメやアロマ・ハーブで“日常をもっと素敵に❤️”
社長秘書としてOLをする傍ら
オーガニックビューティセラピスト
NARDアロマアドバイザーとして活動中。
ナチュラル&オーガニックライフや、
セルフコーチングについて発信しています。
ブログを再開してから
あれも書こう、これも書こう!・・・
・・・Zzzzz(気づけば寝落ち。笑)
今週は何度寝落ちして朝を迎えたことか。泣
もちろんスキンケアLOVEな私は
メイクをしたまま…という悲劇はありませんが
日常使いは石けんで落とせるコスメオンリーなので
どんなに疲れていても
すぐに落とせてほんっとに楽です♪
このラクチンさも好きなところ。
さて、そんなマイペースな私にとって
身体的にもメンタル的にも支えとなる
必須アイテムが「精油」
手作りコスメの同期と始めた精油(アロマ)の勉強。
NARDアロマアドバイザー試験に
先月無事に合格しました。
一緒に受けた同期とともに合格して、みんなで喜びを噛みしめました・・・♥
ひたすら書いて唱えて整理!
学生時代に戻ったみたいで楽しい^^
精油(アロマ)のある生活は
毎回感動をもたらしてくれますよ~^^
たとえば、女性なら毎月向き合う月経。
精油は女性の身体やメンタルに影響を及ぼす
女性ホルモンのバランス維持に
一役買ってくれます。
さて、今回は誰でもすぐに活用できる
精油をご紹介しますね^^
女性のためのアロマテラピー
精油を活用するうえで知るべきことは
まずは私たちの身体のしくみです。
■女性ホルモンとは
言わずと知れた、女性ホルモン
私たちの健康や美容、メンタルに多大な影響を及ぼします。
女性ホルモンは
・卵胞ホルモン(エストロゲン)
・黄体ホルモン(プロゲステロン)
この2種類のホルモンが一定の周期の中で分泌を繰り返します。
ざっくりいうと
卵胞ホルモン(エストロゲン)は
「女性を創るホルモン」「発情ホルモン」と言われ
子宮粘膜の増生を促進するものです。
黄体ホルモン(プロゲステロン)は
妊娠の成立、維持に不可欠であり
基礎体温の上昇をさせるものです。
■女性ホルモン分泌サイクル
月経が終わることから、卵胞刺激ホルモンに刺激により
卵巣で卵胞が発達して
卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が急増し
子宮内膜の厚みが増します。
↓
黄体形成ホルモンが放出され、排卵を起こし
黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。
子宮内膜を着床に適した状態へ。
↓
妊娠成立:プロゲステロンによる黄体は大きくなり、
妊娠を維持させます。
妊娠しない場合:黄体は小さくなり、
子宮内膜の層は血液とともに排出されます。 (=月経)
出典元:月経周期とは|月経周期を考慮したコンディショニング法(日本体育大学)
■女性ホルモンバランスの乱れによる不調
これらのホルモン分泌は脳からの指令で調整をしていますが、
ストレスや加齢などのライフステージの変化により
このバランスが崩れることがあります。
≪ホルモンバランスの乱れによる不調≫
・冷え症
・便秘
・不妊症
・頭痛
・イライラ、鬱
etc…
・・・これらの症状、
誰しも一度は感じたことがあるのではないでしょうか?
私はとにかく月経前症候群に悩まされてきて
婦人科行っては漢方薬を処方されたり
(でもおいしくないから続けるのが苦痛・・)
生理痛で寝込むこともありました。涙
■更年期とストレスによる女性ホルモンへの影響
女性ホルモンは、特に卵胞ホルモン(エストロゲン)は、
加齢とともに分泌量が変化し、
20代半ばから30代前半でピークに達するといわれます。
40代を過ぎたあたりから
閉経に向けての前後5年間を更年期と言い
エストロゲン分泌の減少で起こる
ですがストレス社会や女性の社会進出で
30代でもストレスや寝不足で分泌が乱れることもしばしば。
年齢のせいで・・とあきらめるのではなく
女性らしさや美しさの源であるエストロゲンと
うまく付き合うことが鍵となるんです!
■女性ホルモンのケアになぜ精油がいいのか?
香りで女性ホルモンのケア???
私も初めはそう思っていました。
だけど、香りを感じる嗅覚の仕組みを知れば
精油でケアができることに納得がいきます。
先述の通り
女性ホルモンは脳の指令により分泌されます。
一方で精油の香りもまた、ダイレクトに鼻から脳へと伝わり
脳の司令塔である視床下部へ届き、ホルモンの分泌調整をします。
そこではストレスなどメンタル部分へも影響も及ぼします。
女性ホルモンと似たような構造をもつ効果のあるものがあります。
精油の香りは
こうして脳へと影響を与えているのですね。
それをうまく活用して
女性ホルモンのケアしませんか♡
■おすすめ♡女性のための精油
私が実際使って効果を実感している精油です。
!!禁忌・注意点もありますので最後までご覧くださいませ!!
クラリセージ
甘くスパイシーな香り
(特性)
エストロゲン作用➡女性ホルモンの分泌調整
鎮痙攣作用➡生理痛などの痛み緩和
リラックス作用➡ストレス軽減、抗不安、PMS緩和
実際に生理初日は生理痛で寝込む私が
クラリセージをホホバ油で希釈したブレンドオイルを
お腹周りに塗っていたら・・・
痛みもほぼなく快適な月経期間を過ごしているという・・!
個人差は当然ありますが、辛い生理を軽くできたことで
精油の力に感動せずにはいられませんでした。
ローズに似た甘く優しい香り
(特性)
ホルモン調整作用➡エストロゲン増加
交感神経鎮静作用➡ストレス・精神疲労・抗不安
ゼラニウムは実際に研究で香り刺激により
エストロゲン濃度が増加したという結果もあるそうです。
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマを知る | アロマの研究・調査 | アロマサイエンス研究所 | 精油の吸入が女性ホルモンに与える影響
普段は収斂効果(引き締め)、抗菌・抗真菌作用を
期待したスキンケアにも用いていますが
ホルモンバランスを崩しがちな方が好む香りとも言われます。
身体が求めるものは、「好き・嫌い」で判断できるんですよね。
そういう直感型のところも好き。笑
優雅で甘美なフローラル調の香り
※NARDジャパンではアブソリュート(溶剤抽出)のため
嗅覚療法で用いる (皮膚塗布はしない)
(特性)
エストロゲン作用➡女性ホルモンの分泌調整
子宮強壮作用➡出産時の分娩を助ける
リラックス作用➡ストレス軽減、抗不安、PMS緩和
神経系にも高揚感や多幸感をもたらし
精神面の強化に効果的です。
採油率も低く高価な精油であり
「香りの王様」と称されるジャスミン
「媚薬」として使用していたそうです。
精神面での強化や抗鬱に効果があるだけでなく
一方では本能を解放する香りであり、
まさに輝きに満ちた女性らしくありたいと願う女性に
持っていてほしい精油です。
ローズ
甘く気品あふれる香り
(特性)
エストロゲン作用➡女性ホルモンの分泌調整
子宮強壮作用➡出産時の分娩を助ける
感情調整作用➡心を癒す、気持ちを前向きにする
クレオパトラも愛したローズ。
「精油の女王」とも称されています。
皮膚強壮作用もあり、お肌のスキンケアにはもちろん
女性の精神・神経の不調には素晴らしい効果が期待できます。
精油は大変希少なもので1滴を抽出するのに
ローズ50本~100本!
それでもその底知れぬパワーに
私たちは魅了されるのです。
NARD農場研修時の無農薬ローズ。ここに住むミツバチも幸せそうでした。
■精油を使用するときの注意点
紹介した精油ですが、
女性にとってとても素晴らしい効果が期待できる反面
状況によっては使用NGの場合があります。
基本的には
乳児、妊娠中、授乳中は使用しないでください!
というのも、特性にも記載した通り
子宮収縮作用などがあるため妊婦さんにはNGです。
またホルモン依存型がん疾患、乳腺症の方も使用不可です。
ホルモン様(エストロゲン様作用)が働くためです。
精油って簡単に手に入ることや
香りを楽しむ感覚だけでいることで
見落としがちなのですが
植物の生命力、いうなればそれを育む地球の持つ力を
ぎゅっと濃縮しているもの
その恵みを上手に活用するためにも
しっかりと知識を身につけることが大事です。
■いつまでも愛される女性でいよう
女性ホルモンとうまく付き合って
美容や健康的な心を保つためにも
精油を楽しく取り入れていきましょう♡
まだまだ語りつくせない精油の魅力・・
今後も記事にしていきます。